中濃地域広域行政事務組合の業務内容

中濃地域広域行政事務組合では、クリーンプラザ中濃の運営、介護認定審査会関連業務、障害支援区分判定審査会関連業務、造林業務を行っています。

介護認定審査会

介護保険制度は平成12年4月に、市町村が運営者として、スタートした社会保険制度です。将来介護を要する状態になったとき、介護サービスを受けることができるというものです。

まず、40歳以上の方は介護保険料を支払う義務があります。また、介護サービスを受けるためには、市町村に申請をします。認定調査員が各家庭を訪問し、その結果をもとにコンピュータで判定(一次判定)します。この一次判定と主治医の意見書、認定調査員の事項をもとに、保健・医療・福祉の専門家で構成される介護認定審査会を開き、審査判定(二次判定)します。

当組合事務局では、関市・美濃市の要介護認定に係る審査判定事務を行っています。

介護サービスをうけるまで

1.市に申請します。
関市高齢福祉課 介護保険係(0575-23-7734
美濃市健康福祉課 高齢福祉係(0575-33-1122 内線143)
2.認定調査員が各家庭を訪問します。
本人に必要なサービスの度合いを判断するため、心身の状態をお聞きします。
3.コンピュータによる一次判定
認定調査員がお聞きした結果をもとにコンピュータで一次判定します。
4.介護認定審査会で審査判定(二次判定)
一次判定と主治医の意見書、認定調査員の事項をもとに、保健・医療・福祉の専門家で構成される介護認定審査会を開き、審査判定(二次判定)します。

判定
・非該当(自立)
・要支援:介護にならないための支援が必要な状態(2段階に分かれる)
・要介護:排泄、入浴、清潔・整容、衣服の着脱などに介助が必要な状態(5段階に分かれる)
5.市役所で、要支援、要介護に認定された方に介護保険被保険証を発行します。
それぞれ、地域包括支援センターと事業所でケアプラン(本人に必要なサービス計画)を作成し、介護サービスをうけます。

審査委員の構成

職業人数
医師12
歯科医師12
薬剤師3
保健6
福祉8
合計41

令和7年4月1日~令和9年3月31日

構成市の65歳以上の人口等

市名人口65歳以上人口高齢化率介護認定者数認定割合率
関市83,429人26,502人31.8%4,242人16.0%
美濃市18,844人7,138人37.9%1,219人17.1%
合計102,273人33,640人32.9%5,461人16.2%

関市  令和7年4月1日現在
美濃市 令和7年3月31日現在

審査状況

令和6年度審査状況(PDF)

障害支援区分判定審査会

障害者自立支援法は、障がい者や障がい児の自立した日常生活や社会生活を可能とするために、必要な障害福祉サービスに係る給付その他の支援を行うことを目的として、平成18年度4月から施行されました。

その中で、支給決定手続きの透明化・公平化を図る観点から、サービスの種類や量などを決定するための判断材料の一つとして、障害福祉サービスの必要性を明らかにするために障がい者の心身の状態を総合的に表す「障害程度区分」がもうけられました。その判定などを中立・公正な立場で専門的な観点から行うために、審査会(二次判定)がもうけられました。(※平成25年4月から「地域社会における共生の実現に向けて新たな障害保健福祉施策を構ずるための関係法律の整備に関する法律」が施行され、「障害者自立支援法」を「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律(障害者総合支援法)」(平成25年4月1日施行)となりました。)また、平成26年4月からは「障害程度区分」を「障害支援区分」に改正されました。

当組合事務局では、この審査会(障害支援区分判定 ※下記の図)に係る審査判定事務を行っています。

申請からサービス利用までの流れ

申請からサービス開始までの流れ

判定状況

令和6年度判定状況(PDF)

造林事業

当組合は、関市板取新谷に山林を所有しています。造林事業は、その山林を維持管理することを目的として、当組合は国立研究開発法人森林研究・整備機構森林整備センターと分収造林契約を結んでいます。

分収造林契約とは国以外の者(造林者)が契約により、国有林に木を植えて一定期間育て、成林後に分収木を販売し、その収益(販売代金等)を国と造林者とであらかじめ契約した一定の割合で分収する制度です。

所有する山林の内訳は次の表のとおりです。

立木

区分面積地番備考
自家造林分40.15ha関市板取新谷3115-1
6.85ha関市板取新谷3115-1桧・欅
計 47.00ha
分収造林分31.50ha関市板取新谷3115-3
11.50ha関市板取新谷3115-2
8.00ha関市板取新谷3115-4
計 51.00ha

実測 計 98.00ha

所有山林図(PDF)

保育間伐の実施状況

令和4年度に分収造林分のうち、次の範囲で保育間伐を実施しました。
面積:38.82ha 桧林 25%、杉林 20% 間伐

令和4年度分収造林地森林整備事業(PDF)

山林の状況

また、山林の状況を随時確認しています。